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VCHアンテナ
VCHアンテナを作ってみた(その3 調整編)
- 2009/04/13 19:20
- Antenna
コイルとエレメントを竿に取付け、裏庭にて調整。
まずは7MHzから・・・・・とりあえずそのままの状態では8.5MHzあたりに共振点が有るようだ。
コイルのタップをいじってみたりいろいろとやってみたけどダメ。
どうやらコイルの巻き数が足りない模様。
また巻き間隔をもうちょっと狭くできればよかったのかもしれないが、今さらこれらはどうにもならない。
とりあえずこれは後の課題と言う事で。
コイルの下から11番目のタップにミノムシクリップを挟んで10MHz帯を調べてみる。
この状態では10.3MHz付近に共振しており、タップの位置を変えてもあまり芳しくないので、 ラジアル線を半分に折り返してみた。すると10.13MHz付近にいい感じでSWRが落ちてくれた。
次はコイルの下から5番目のタップにミノムシクリップを繋ぎ、14MHz帯の調整。
これもラジアル線は半分に折ったまま測定してみると、14.1MHz辺りでSWR1.5とまぁなんとかなるかのレベルとなった。
しかし、肝心の7MHz帯のSWRが全く落ちないのは困ってしまう・・・。
そこで、上エレメントの1.5D2VをCQ誌の記事などにあるような1.45mから思い切って1.6mに変えてみた。
そしてさらにラジアル線も5.2mから6mくらいに変えてみると、7.1MHz付近でSWRが1.3位まで落ちてくれた。
メインとなるCW帯ではSWR1.5で、あともう一息というところ。
ここで、以前このVCHアンテナについての記事を読んだ時にふと思った事を思い出した。
「なぜラジアルが1本?」
筆者のメインのアンテナとなっているButternutではラジアルが命と言っても過言ではなく、ラジアルが無ければSWRは下がらないし飛びも悪い。
だから当初4本だったラジアルを少しづつ増やして今では約30本ほどのラジアルを埋設している。
そのせいか、少なくとも設置当初よりSWRの帯域は広がっている。
なのでVCHアンテナも、1本だけでなく複数のラジアルを接続すればもっと効率が良くなるはずである。
そこで、15mほど買ってきた2線ACコードの余った分6m×2本をラジアルとして繋ぎ、5.2mと6m×2本の計3本のラジアルとしてみた。
そしてSWRを計ってみると、7.05MHz付近を中心に見事にバンド内綺麗にSWRが落ちた。
CWバンドとなる7.02MHz付近もSWR1.25くらいと素晴らしい結果になった。
もちろんバンド拡張となった7.2MHzあたりまでSWR1.5以内におさまっている。
次に10MHz帯の調整。
これもラジアル3本を繋いだが、そのままの状態では9MHzあたりで同調していたのでラジアル線3本とも半分に折り曲げてみると、これもバンド内SWR1.1くらいという好結果となった。
さて、次に14MHz帯である。
1.5D2Vの上エレメントを長くしてしまったためか、12〜13MHzくらいに同調してしまっている。
ラジアルを半分にしようが1本にしようが全くバンド内に同調してくれない。
かと言って長くした上エレメントを切断すればせっかく同調してくれた7MHzも元に戻ってしまう。
さてどうするか・・・・・、そう言えばButternutの21MHz帯の調整ではスタブのワイヤーを丸めたり延ばしたりして調整した。
ならばこれも丸めれば短くしたのと同じ事になるのでは?
そう思って上エレメントを15cmほど丸めて短くしてみた。
その結果、これも見事に14MHzバンド内SWRが落ち、14.02付近がSWR1.1、14.30付近がSWR1.25くらいというこれまた好結果となる。
VCHアンテナにラジアルを複数追加すると言う方法はかなりメリットが大きいようで、SWR帯域が広がるだけでなく、おそらく飛びにもかなりの良い影響を与えるのではないかと思われる。
丸めた上エレメントはこんな感じ。
手軽な移動用アンテナとしてFBであるが、ここにきてラジアル線の1本や2本増えたところで若干かさばる事はあってもそれほど重くなる事も無いだろう。
できれば今週末辺りにでもフィールドテストを行ってみたいと思う。
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VCHアンテナを作ってみた(その2 制作編)
- 00:24
- Antenna
まずはコイルのボビンとなるペットボトルの穴開け作業から。
ポイントとしては底部の穴開けの際、竿に通して上から1.5mくらいのところで止まる大きさにする。
くれぐれも開けすぎに注意。
さらに、銅線を通す穴を開け、ペットボトルの口の部分をカッターとハサミで切り取る。
カッターを使用の際は滑って手を切る事の無いようくれぐれも注意すること。
次に、両面テープを貼りその上からビーズタイを貼り付ける。
有る程度強力な両面テープなら大丈夫だが、ほとんどの場合はコイルを巻いている最中にビーズタイが剥がれてしまうので、さらにセロテープで3ヶ所ペットボトルを巻くように貼り、コイルを巻きながら剥がせばうまくゆく。
穴から銅線を挿し、圧着端子を取付けて巻いてゆく。
今回使用したビーズタイでは30ターンまでしか巻けないが、できればもう3〜5ターンくらい巻けた方がいいかもしれない。
巻き終わったら下から4ターンか5ターンくらいの位置と、11ターンか12ターンくらいの位置にタップを付ける。
ラジオペンチで曲げて付ける事により、さらにコイルが締まるはず。
圧着スリーブを付けた上エレメント側に1.5D2Vの同軸ケーブルを1.5m程度取付ける。
これは網線だけ圧着または半田付けすればよい。
そして圧着の部分にミノムシクリップを取付けた22cmほどのリード線を取付ける。
次に、下エレメント3.4mを圧着または半田付けする。
ここまで出来れば八割方完成したようなもの。
次にバランを作る。
筆者の場合はトロイダルコア(詳細不明)に赤黒の電源用リード線を二つに裂き、その二本を撚って5回ほど巻き付けた。
リード線が太いのしかなかったため、ケース内にギリギリ押し込むような形で入った。
最後に6mほどのアースエレメントにバナナ端子を付ければほぼ完成。
あとは実際に釣り竿につけて調整するのみ。
このアンテナのFBなところは、エレメントをコイルの中に仕舞っておく事が出来る。
アースエレメントは厳しいと思うが・・・。
調整編に続く。
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VCHアンテナを作ってみた(その1 材料編)
- 2009/04/12 19:00
- Antenna
移動用アンテナとして評判の高いVCHアンテナを作ってみた。
同アンテナについてはCQ誌でも何度か取り上げられているが、最新の記事としては2008年5月号の特集がある。
ここでは改良型も紹介されておりとても参考になるが、VCHアンテナを初めて作るという人にはわかりづらいようだ。
なので、最初に紹介された2006年11月号「QRP通信」コーナー内で紹介された記事がいちばん分かりやすいだろう。
材料としては、500mlペットボトルは三ツ矢サイダーを使用。
コイル部は、CQ誌ではアルミ線を使用しているが、どうもアルミ線は強度的に不安なのと半田付けが出来ないと言うのがあるため銅の裸線を使用した。
もっともエレメントとなるワイヤーとの接合部分は圧着を使うのでほとんど問題ないし、そもそもアンテナ製作では導電率の関係でできるだけ半田を使わないのが理想なのだが。
そして釣り竿は4.5mのグラスロッド。
近所の釣具店には1,000円〜1,500円くらいで売っていたが、CQ誌や他の同アンテナ紹介サイトなどを見ると仕舞い長が40cmという長さになる「白滝」という渓流竿を勧めている。
確かに40cmになればザックの中に入れることができる。
しかしどうやって入手するか?
そこはインターネット。
検索したら出てきた出てきた。
しかもAmazonでも販売している。
2,200円と、近所の釣具やに比べると少々高いが、ザックに入れて手ぶらに出来るメリットは大きい。
あと、コイルを巻くのにCQ誌2006年11月号ではビーズタイを使用しているのに対し、2008年5月号では自在ブッシュを使用している。
この自在ブッシュはなかなか手に入りにくいようで、筆者の場合はビーズタイを使用した。
しかし、ビーズタイでは少々巻き辛いので、自在ブッシュが入手できればそっちの方がいいだろう。
なお、これもAmazonで探したら出てきた。
これも釣り竿と一緒に注文してもよいだろう。
あとは、1.5D2Vを2m、エレメントとグランド線として使うワイヤーは二線のACコードを使用した。二つに裂いて使ったので、エレメントに3.4m、グランド線に5.2m使うので6mもあればいいと思うが、念のためと思って15m買ってみた。これが後で大正解となるのである。
他にバランに使うトロイダルコア、陸軍端子2個、バナナ端子2個、バランを入れるケース、同軸を接続するジャック(筆者はBNCのジャックを使用)などがあればよい。
制作編に続く。
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