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NASA 72GX IIに27MHz帯を送信禁止に改造してみた

続くNASA 72GX IIネタです。

28MHzに改造したのはいいのですが、やはりコンディションチェックにCB帯が聴けたらいいですね。
しかし、そのままCB用の水晶を戻してしまったら27MHz帯も送信出来てしまい、もしお巡りさんに停められたりでもしたら言い訳が出来ません。

そこで、27MHz帯だけ送信出来ないように改造出来ないものかと回路図と本体を眺め、そしておもむろに半田ごてを握り始めました。

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回路図を見るとマイクコネクタの4番ピンがリレーに繋がっているので送信/受信を切り替えているようです。
ならばこれをBAND切り替えSWでCBにした時に無視するようにさせればいいようです。

まずはマイクの4番ピンのリード線を外します。
念のためこの線の先がリレーに繋がっているのを確認します。

上の写真の右下の青丸で囲んだ部分です。このリード線を外します。
赤いリード線になってますが、このあたりはロットや機種(72GX Part1等)によって違うかもしれません。

下の写真の青丸で囲んだ部分がBAND切り替えSWです。

見ると、片側(左側)の端子が空いています。
端子は上からX.C(3階)、NASA(2階)、CB(1階)となります。
また、灰色のヒシチューブを被った赤いリード線はこのSWの共通端子となります。
これの28MHz用水晶を差した箇所(私の場合はX.C)の端子に先ほどマイク端子から外したリード線を繋ぎ、赤いリード線が繋がっている共通端子のすぐ左の空き端子をマイクコネクタの4番ピンと繋ぎます。


↑クリックで拡大します。

これでBAND切り替えSWでCBやNASAの位置でPTTを押しても送信にならず受信のままになります。

※製造ロットによってはこのようにいかない場合があるかもしれません。最悪の場合は無線機を壊す可能性もあります。改造を行う場合は回路図と実際の本体とをよく見比べることをお勧めします。うまくいかなかったり壊れたりしても私は一切責任は負いません。改造はあくまでも自己責任で。

NASA 72GX-IIの28MHz化改造

以前、NASA 72GX (Part1)を28MHzに改造しましたが、今度は72GX IIの改造です。

届いた72GX II。なかなか程度は良いようです。

早速カバーを開けて中をじっくり観察。シビレますね〜。

72GX (Part1)には無かった黄色いリレーも見えます。

早速改造にとりかかりましょう。

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水晶は以前72GX (Part1)で使っていた38.890MHzと38.920MHzを使い、同じように下記のように差し替えます。

(元)38.200MHz→(新)38.890MHz
(元)38.250MHz→(新)38.920MHz

なお、この時に送信用と受信用以外の水晶で6つずつ並んでいる水晶は全部外します。
これをやらないと27MHz帯で送信可能な状態になってしまいます。
なお、その際にはどのソケットにどの水晶が入っていたかをメモしておくと良いでしょう。

新しい水晶を差します。

写真のように、いわゆる3階(XCバンド)のソケットに水晶を差します。
右から38.890MHzと38.920MHzになります。

ここまでが72GX (Part1)と同じですが、調整箇所が微妙に違ってきます。

その前にコアを回すドライバーですが、絶縁体で出来ている専用のものがベストですが、ない場合は作ってしまいましょう。
と言っても簡単です。
最近のセブンイレブンで弁当を買うと付けてくれる割りばしですが、これが竹で出来ています。
竹は丈夫ですのでコアを回すのに最適です。
これをカッターで鉛筆削るようにして削れば出来上がり。

調整棒が出来たところでまずは受信調整。

上の写真のように調整棒を差しているコアを回してみます。
しかし、あまり大きな変化はありません。

次に、その下にあるコアを回してみます。
ここでは結構大きな変化があると思います。
耳で聞いて感度最大点に合わせます。

さて次は出力を調整します。
ダミーロードを繋いだパワー計を繋ぎ、下の写真のように調整棒を差している箇所のコアを回し、最大出力より一歩手前くらいに合わせます。

これで無変調で7Wくらい、口笛で12〜14Wくらい出るようです。

72GX (Part1)といろいろ比較してみましたが、やはり感度も違いますしノイズブランカーの効きも全然違います。
また、何といっても変調度が全然違います。
以前、改造した72GXでQSOしてたら「72GXの割には変調が浅い」というレポートを頂いたことがありました。
ただ、そのOM局の言う「72GXの割には」という言葉は、Part1のことを指しているのかそれとも72GXシリーズのことを指しているのか不明ですが、おそらく72GX IIと比べた結果としておっしゃってたのかもしれません。

 

NASA 72GXを28MHz機に改造

NASA72GX(GX-IIも含めて)の28MHz改造法について、以前はネット上に諸先輩方による改造記事が結構あった気がしたのだが、そのほとんどが他の情報に埋もれてしまってたり、サイトそのものが閉鎖されてしまったりしている。

先日オークションにてNASA 72GXを落札し、さっそく28MHz化への改造に挑戦した。

いくつかの改造方法が紹介されているが、一番簡単なのは水晶の入替えである。
水晶さえ入手すればあとは調整して完了となる。
半田ごても要らない。

いろいろ調べると、38.890MHzと38.920MHzの水晶を入手し、XCバンド(いわゆる3階)にある38.250MHzと38.200MHzの水晶と、入手した水晶を入れ替えればいいだけである。

まずは水晶はアズマ無線工業さんに注文した。
1週間足らずで水晶が届く(早い!)

さっそく改造にとりかかる。

入れ替える水晶はこちら。

IMGP1666_1.jpg

上が元々入っていた水晶で下が届いた水晶。
38.200MHz→38.890MHz
38.250MHz→38.920MHz
へとそれぞれ差し替える。

この水晶の交換で、下記のようなchと周波数の関係になる。

8CH 28.325
7CH 28.305
6CH 28.295
5CH 28.285
4CH 28.295
3CH 28.275
2CH 28.265
1CH 28.255

ということで、7chが28.305の呼出周波数となる。
この周波数の関係から、28.315と28.335以上の周波数、及び28.245以下の周波数には出れない。
また、28.295が6chと4chに現れるので注意が必要。

差し替える際には、下に4つづつ8個並んでいる水晶を残し、縦横に6個づつ並んでいる1階と2階、そして3階の入れ替えた水晶以外は全部外すこと。
これをやらないとアマチュア無線のバンド外(つまり27MHz帯)にも電波が発射されてしまう。
なお、外す時にはどのソケットにいくつの周波数の水晶が刺さっていたかをメモしておくとよいだろう。

こちらは不要な水晶を外して38.890MHz(右)と38.920MHz(左)の二本だけ刺さっている状態。

IMGP1673_1.jpg

水晶差し替え後は調整。

まずはパワー計を繋ぎ、出力調整。
下記写真の赤○部分のコアを回して調整する。
これでPTT押しで8Wほど、口笛ピークで12Wほど出るようになった。
なお、赤○で囲んだコイルの左側にあるコイルも回してみたところ、少しだが出力に変化があった。

IMGP1669_1.jpg

次に受信調整。
特に測定器などはないので耳で判断する。
下記写真の青○部分のコアを回して調整する。
かなり大きく変化があるはずである。

jyushinchyousei.jpg

調整が済めばとりあえず改造完了。
なお、上記の方法は私の72GXでの方法である。
ロットによって違ってたり、また72GX-IIになると更に違っているはずである。
また、この記事を参考にしていただけるのは大いにありがたいが、改造されるのはあくまでも自己責任で。

腕に自信のない方はノースランド通信をお勧めします。

かつて29MHz FMが流行り始めの頃、まだメーカー製のHF機にはFMユニットがオプションというものが多く、手軽に29MHz FMに出るというわけにはいかなかった。
そこで、中にはPHILIPSのFMモードのCB機を改造してオンエアする局も多かった。
実は私もその一人である。
確か局発ユニットを作ってそれを突っ込むという方法だった。
CB機を改造してアマチュアバンドに出ると言うのはその時以来である。
29MHz FMも、CB機を改造したり、HF機にFMモードが普通に付くようになればナロー化改造したり、そして今度は釣り竿に銅箔テープを巻いてヘリカルを作ったりと、その頃が一番面白かった。
その楽しみが残されているのは28MHz AMということになるだろう。
CB機などはオークションでゴロゴロ出品されている。
中には改造が困難な機種もあるが、ほとんどが改造可能なようである。

こういった楽しみこそがアマチュア無線ではないだろうか。



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