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ヘリカルアンテナ HA-2を再調整

以前、全長1.5mほどのHA-2を作ってみたもののどうもイマイチSWRが1.7くらいまでしか落ちず、またSWRも高いせいか飛びもいまいちなので結局そのまま放置してました。

気付けばあれから3年。当時29MHz FM用に作ったものですが、これを28MHz AMで使えないかとまた引っ張り出してきました。
SWRを計り直すとさらに悪化してるし・・・。
これは、当時取り付けていたクルマと今のクルマが違うのでその辺の影響が大きいのかもしれません。

やっぱりダメか・・・と諦めないのが3年前と違うところ。

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インピーダンスを計ってみました。

30Ωくらいと低い直を示しています。

原因はこれのようです。

資料によれば、本来の寸法通りに作ればマッチングは必要なく、私も当時寸法通りに作ったつもりでした。
ところがやはりグラスファイバーロッドの太さや銅箔テープの太さ、さらに車種による影響等によって微妙に差が出てしまうようです。

そこで、インピーダンスが低い場合には給電点に逆巻で幅3mmに切った銅箔テープを巻きます。

 

私の場合はカット&トライを繰り返し、8ターン巻きでバッチリでした。

インピーダンスはほぼ50Ω。

そしてこのままではSWRが29.30MHzあたりに同調してますので、銅箔テープ継ぎ足して28.30MHzあたりにSWRが落ちるよう調整します。

バッチリ落ちました。

参考資料:
10mFM Hand Made Circle No.52

NASA 72GX IIに27MHz帯を送信禁止に改造してみた

続くNASA 72GX IIネタです。

28MHzに改造したのはいいのですが、やはりコンディションチェックにCB帯が聴けたらいいですね。
しかし、そのままCB用の水晶を戻してしまったら27MHz帯も送信出来てしまい、もしお巡りさんに停められたりでもしたら言い訳が出来ません。

そこで、27MHz帯だけ送信出来ないように改造出来ないものかと回路図と本体を眺め、そしておもむろに半田ごてを握り始めました。

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回路図を見るとマイクコネクタの4番ピンがリレーに繋がっているので送信/受信を切り替えているようです。
ならばこれをBAND切り替えSWでCBにした時に無視するようにさせればいいようです。

まずはマイクの4番ピンのリード線を外します。
念のためこの線の先がリレーに繋がっているのを確認します。

上の写真の右下の青丸で囲んだ部分です。このリード線を外します。
赤いリード線になってますが、このあたりはロットや機種(72GX Part1等)によって違うかもしれません。

下の写真の青丸で囲んだ部分がBAND切り替えSWです。

見ると、片側(左側)の端子が空いています。
端子は上からX.C(3階)、NASA(2階)、CB(1階)となります。
また、灰色のヒシチューブを被った赤いリード線はこのSWの共通端子となります。
これの28MHz用水晶を差した箇所(私の場合はX.C)の端子に先ほどマイク端子から外したリード線を繋ぎ、赤いリード線が繋がっている共通端子のすぐ左の空き端子をマイクコネクタの4番ピンと繋ぎます。


↑クリックで拡大します。

これでBAND切り替えSWでCBやNASAの位置でPTTを押しても送信にならず受信のままになります。

※製造ロットによってはこのようにいかない場合があるかもしれません。最悪の場合は無線機を壊す可能性もあります。改造を行う場合は回路図と実際の本体とをよく見比べることをお勧めします。うまくいかなかったり壊れたりしても私は一切責任は負いません。改造はあくまでも自己責任で。

NASA 72GXを28MHz機に改造

NASA72GX(GX-IIも含めて)の28MHz改造法について、以前はネット上に諸先輩方による改造記事が結構あった気がしたのだが、そのほとんどが他の情報に埋もれてしまってたり、サイトそのものが閉鎖されてしまったりしている。

先日オークションにてNASA 72GXを落札し、さっそく28MHz化への改造に挑戦した。

いくつかの改造方法が紹介されているが、一番簡単なのは水晶の入替えである。
水晶さえ入手すればあとは調整して完了となる。
半田ごても要らない。

いろいろ調べると、38.890MHzと38.920MHzの水晶を入手し、XCバンド(いわゆる3階)にある38.250MHzと38.200MHzの水晶と、入手した水晶を入れ替えればいいだけである。

まずは水晶はアズマ無線工業さんに注文した。
1週間足らずで水晶が届く(早い!)

さっそく改造にとりかかる。

入れ替える水晶はこちら。

IMGP1666_1.jpg

上が元々入っていた水晶で下が届いた水晶。
38.200MHz→38.890MHz
38.250MHz→38.920MHz
へとそれぞれ差し替える。

この水晶の交換で、下記のようなchと周波数の関係になる。

8CH 28.325
7CH 28.305
6CH 28.295
5CH 28.285
4CH 28.295
3CH 28.275
2CH 28.265
1CH 28.255

ということで、7chが28.305の呼出周波数となる。
この周波数の関係から、28.315と28.335以上の周波数、及び28.245以下の周波数には出れない。
また、28.295が6chと4chに現れるので注意が必要。

差し替える際には、下に4つづつ8個並んでいる水晶を残し、縦横に6個づつ並んでいる1階と2階、そして3階の入れ替えた水晶以外は全部外すこと。
これをやらないとアマチュア無線のバンド外(つまり27MHz帯)にも電波が発射されてしまう。
なお、外す時にはどのソケットにいくつの周波数の水晶が刺さっていたかをメモしておくとよいだろう。

こちらは不要な水晶を外して38.890MHz(右)と38.920MHz(左)の二本だけ刺さっている状態。

IMGP1673_1.jpg

水晶差し替え後は調整。

まずはパワー計を繋ぎ、出力調整。
下記写真の赤○部分のコアを回して調整する。
これでPTT押しで8Wほど、口笛ピークで12Wほど出るようになった。
なお、赤○で囲んだコイルの左側にあるコイルも回してみたところ、少しだが出力に変化があった。

IMGP1669_1.jpg

次に受信調整。
特に測定器などはないので耳で判断する。
下記写真の青○部分のコアを回して調整する。
かなり大きく変化があるはずである。

jyushinchyousei.jpg

調整が済めばとりあえず改造完了。
なお、上記の方法は私の72GXでの方法である。
ロットによって違ってたり、また72GX-IIになると更に違っているはずである。
また、この記事を参考にしていただけるのは大いにありがたいが、改造されるのはあくまでも自己責任で。

腕に自信のない方はノースランド通信をお勧めします。

かつて29MHz FMが流行り始めの頃、まだメーカー製のHF機にはFMユニットがオプションというものが多く、手軽に29MHz FMに出るというわけにはいかなかった。
そこで、中にはPHILIPSのFMモードのCB機を改造してオンエアする局も多かった。
実は私もその一人である。
確か局発ユニットを作ってそれを突っ込むという方法だった。
CB機を改造してアマチュアバンドに出ると言うのはその時以来である。
29MHz FMも、CB機を改造したり、HF機にFMモードが普通に付くようになればナロー化改造したり、そして今度は釣り竿に銅箔テープを巻いてヘリカルを作ったりと、その頃が一番面白かった。
その楽しみが残されているのは28MHz AMということになるだろう。
CB機などはオークションでゴロゴロ出品されている。
中には改造が困難な機種もあるが、ほとんどが改造可能なようである。

こういった楽しみこそがアマチュア無線ではないだろうか。



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