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10mモービルアンテナ比較(430もちょっとだけ含む)

10mのモービルアンテナもいろいろ増えてきました。

さて、はたしてどのアンテナがいちばん飛ぶのか?

このあたり10m FM / AMをクルマで運用している方ならみなさん気になることと思います。

そこで比較してみることにしました。

ご協力頂いたのはKG ACARSとかの作者でもあるMr,K.G

Mr,K.Gには自宅でAORのAR5001Dにて受信して頂き、私はそこから3km離れた地点より送信しました。

また、AR5001Dでは電解強度のdb表示を読んでもらっています。

クルマのほうはハッチバック式のワゴンで、長いアンテナは後ろのバンパー直下にある牽引フック基台に取り付け、短いアンテナはハッチバックのルーフに近いあたりに付けた場合で測定しました。

以下、測定結果です。

 

アンテナ 取付場所 電解強度(db)
1/4λフルサイズ 牽引フック -93db
Super10FM2 牽引フック -93db
自作ヘリカルHA-2 牽引フック -92db
自作センターローディング ハッチバック -87db
自作ヘリカルHE-4 ハッチバック -87db
ダイアモンドCR8900 ハッチバック -86db

 

結果としては意外と言えば意外な結果で、CR8900が-86dbといちばん良い成績を残しました。

しかし、聴いた感じではセンターローディングもHE-4もCR8900も大差ないとのことでした。

また、いちばん期待していた1/4λフルサイズや1.5m長のHA-2が思ったより芳しくなかったのが意外でした。

おそらく牽引フックに取り付けた場合とハッチバックに取り付けた場合の給電点の高さが影響しているのではないかと思われます。

ちなみに、手持ちの430MHzのアンテナも計測していただきました。

 

アンテナ 取付場所 電解強度(db)
2m/430デュアルバンドアストラルプレーン ハッチバック -84db
モノバンドアストラルプレーン ハッチバック -76db
ダイアモンドCR8900 ハッチバック -70db
ダイアモンドSG9700 ハッチバック -72db
自作バイコニカル ハッチバック -74db

 

こちらもCR8900が大健闘と言う結果でした。

また、給電点としてはいちばん高くなるアストラルプレーンは思ったほど良い結果とはなりませんでした。

ただ、ハッチバックに付けたバイコニカルが意外にも検討しており、取付場所によってはかなり期待出来たかもしれません。

上記の結果から、 ダイヤモンドの4バンドモービルホイップ CR8900 がいちばんバランスの取れたアンテナのようです。

ただ、念のためお断り致しますが、車種や取付場所、また測定場所によって結果は大きく変わる可能性がありますので、一概に上記の結果が正しいとは言えません。

あくまでもアマチュア的な遊びの一つということでどうぞご了承下さい。

DIAMONDの10m/6m GP CP610を上げてみた

というわけで、CQオームさん行った翌日、天気も良かったので早速我が家のコン柱のてっぺんにダイヤモンド CP610を上げました。

これは28MHzと50MHzのデュアルバンドGPで、28MHzはλ5/8、50MHzはλ5/8 X 2として動作するGPです。

今までは28MHzのアンテナとして、ノンラジアル電圧給電のλ1/2 GP が上がっていたのですが、上げていた場所がどうやらちょうどノイズ発生源の真上だったようで、バンド内はノイズで全く使い物にならなかったため、G5RVでチューナーで合わせながら使ってました。
だけどやっぱりハイバンドに関してはG5RVはイマイチな印象。

で、それまでコン注の上には6m/2m/430のGPが上がっていたのですが、6mは時々出ても2m/430はあまり出ない。
そもそもこのアンテナは2mで和文CWをやりたくて上げたものの、実際はほとんど出ていなかったので、だったらこれをコン注から降ろして、10m/6mのGPでも上げようかと計画してたのでした。

さて、例年にない豪雪により、積雪は家の1Fの屋根を越え、さらに2Fの屋根まで迫っているため、コン注に登るのも怖くない・・・わけでもなく、いくら下は雪でもやっぱり怖いものは怖い(笑)
なので、Mr K.G.にお願いし、コン注に登ってもらいました。
(ありがとう、Mr K.G.)

地上からの高さは15mくらいあると思います。

SWRは28.8MHzあたりでいちばん下がり、28.300あたりはまぁまぁ、ただ、CWの28.00あたりまでいくとSWR2くらいまで上がってしまいました。
まぁチューナーで落としましょう。
29MHz FMはバンド内バッチリ落ちてます。
6mも51.00MHzあたりまでSWR1.5以下に収まりました。

上げてからまだ一週間も経ってませんが、今のところ、10m FMにて燕市固定局でいわゆるバンザイアンテナの局とQSOでき、こちらからのレポートは59に対し、こちらは55のレポートを頂きました。
今までのアンテナではまず出来なかったと思います。

6mについてはまだ試していませんが、今週末の新潟6m CWロールコールで試してみる予定です。

DIAMOND(第一電波)の新製品28MHz(10m)センターローディングモービルホイップが気になる

今月中旬より、第一電波HF-CLシリーズのハイバンド用ホイップが加わった。

第一電波の新製品情報
(注:上記リンクは2012年1月27日現在)

中でも興味深いのが28MHz用のHF10CL

全長2.2mとほぼ1/4λに近いセンターローディングであるため、高効率がかなり期待出来る。

筆者自身も1/4λフルサイズを持っており時々クルマに付けているが、やはりモービル同士やGPなど垂直系のアンテナを上げている固定局との交信に対してはかなり良いようだ。
また帯域も広く、29.00MHzにSWRを最低に持ってきても29MHzFMレピーターから28MHzAMまで広くカバー出来る。
しかし、いかんせん長い・・・。
全長2.6〜2.7mくらいあり、牽引フック基台に取り付けていても地上から基台までの高さを足せばアンテナ頂部までは3mを越えてしまう。

そこで、もうちょっと短くならないものかといろいろ考えていたところにこの製品が発表された。

ダウンロードできるPDFの取説を見る限り、帯域もフルサイズ並に広く、SWR1.4以下のカバー範囲が1.6MHzくらいあるようだ。
これなら10mもAMからFMまでカバー出来る。

全長2.2mということは、牽引フック基台に付けると地上から頂部までは2.5mくらいだろうか。

短縮されているとは言え、フルサイズとそう大差ないと思われる。

HF10CL
、10mAM/10mFM好きとしてはとても気になるアンテナである。

新春、移動初め

1月9日成人の日、降り続いた雪も一段落した晴天の朝、どうにも移動の虫が騒ぎだし、CBと特小持って小諸市高峰高原へ向かいました。

メインの目的は、特小で富士山レピーターにアクセス出来るのか?ということです。

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現地に着いてまず特小で富士山レピーターを探します・・・・・あれ、チャンネルどこだっけ???

メモしてあるチャンネルふたつともウンともスンともかすりもしない。

またチャンネル移動した???

とりあえずそれは後で調べることにして、28.305MHz AMにてCQ。
しかし、だれからも呼ばれない・・・・・。

気を取り直してアンテナをFT-8900Hに繋ぎ、ちょっと久々に29MHz FMにてCQを出すと7M4HXT/甲府モービルの長嶋さんよりコール。
コール頂いた時は59だったのですが、ロケーションの関係かイマイチ不安定です。
どうやら旧上九一色村から甲府への358号線?を走行中のようです。
QSO続行は厳しいと判断し、一旦そこでファイナル。
再びCQを出すとJQ1AFJ(ヤマナシK610)局よりコール。
富士山レピーターの件について聞くと、どうやらまたチャンネルが変更になったとのことを教えていただきました(ありがとうございました)。
しばしフリーライセンス無線関係のお話しをした後ファイナルを送ると、先ほどのHXT局よりコール。
今度は安定して入感してました。

さて、K610局より教えていただいた富士山レピーターにチャンネルを合わせると、確かに聞こえてきました。
お団子1個でちょっとずらすと切れてしまいそうな感じですが、ベストな場所を探してCQを出すとむさしのSR911局よりコール。
八王子固定とのことでM5を頂きました。
カシミールで調べると直線距離で118km。
10mWで100kmオーバーのレピーターをアクセスし、八王子とQSO。すばらしい!

以前、できるだけ富士山から遠いところで富士山が見える場所、たとえば戸隠~飯縄高原(長野市)からアクセスできないかと試してみましたが、反応はするけど声が乗ってないようなギリギリの感じだったので残念ながらアクセス困難と判断してあきらめたのですが、もし戸隠からアクセスできたら素晴らしいです。距離にして160kmほどありますが、高峰高原で118km、この約40kmの差がどう出るのか、またさらに調べてみたいと思います。

さて、時間もないのでCBに移動し各チャンネルを聞いてみると、1chに「普通の話し方」をする局がラグチューしています。
「ん?合法局?」と思って聞いていると、相手をニックネームで呼んでおり、その相手局も「横浜固定」と言っています。
どうやらFCCの1chでラグチューする違法局のようで、この横浜固定局は以前入笠山に移動した時に聞こえた局ではないか!?

SV2009の時、ニイガタYS112局/大佐渡スカイライン移動による新潟CBロールコールの時、同じ1chに被ってきた横浜固定の違法局。
Esも出てコンディションも良かった土曜の夜でした。
なんと、驚いたことに、どうやらその横浜固定の違法局、YS112局の信号が微かに聞こえていたようで、「佐渡って聞こえたかなぁ。佐渡の局長さ〜ん、お稼ぎくださいよ〜」とか言ってるではないですか。
きっとあの違法局に違いないでしょう。
固定でどんなアンテナを上げているのかとても気になります。

さて、ナガノAA601局が8chでCQingという情報をつかみ、ちょっと遅れつつも8chを聞いてみるもののノイズやらキュル音やらで全然わからず。
Twitterで連絡を取り、割と静かな5chに移動していただいて注意深く聞いていると、ノイズの中から微かにAA601局の声が聞こえてきます。
話の内容はほとんどわかりませんが、かろうじてお互いRS31のレポート交換となりました。

とりあえず一通りのことをやったので満足し、また個人的なタイムリミットも過ぎてしまったのでそこで急いで撤収。

帰りの道中、430のレピーターでAA601/JR0IVN局とQSO。
てっきり松本市移動だとばっかり思っていたのが、どうやら岡谷市移動だったとのこと。
ということは、三峰山とかあの辺の山を0.5Wの電波が越えてったようです。

新年初の移動運用、もうあと1時間くらい欲しかったところですが、また次回のお楽しみということで。

 

ヘリカルアンテナ HA-2を再調整

以前、全長1.5mほどのHA-2を作ってみたもののどうもイマイチSWRが1.7くらいまでしか落ちず、またSWRも高いせいか飛びもいまいちなので結局そのまま放置してました。

気付けばあれから3年。当時29MHz FM用に作ったものですが、これを28MHz AMで使えないかとまた引っ張り出してきました。
SWRを計り直すとさらに悪化してるし・・・。
これは、当時取り付けていたクルマと今のクルマが違うのでその辺の影響が大きいのかもしれません。

やっぱりダメか・・・と諦めないのが3年前と違うところ。

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インピーダンスを計ってみました。

30Ωくらいと低い直を示しています。

原因はこれのようです。

資料によれば、本来の寸法通りに作ればマッチングは必要なく、私も当時寸法通りに作ったつもりでした。
ところがやはりグラスファイバーロッドの太さや銅箔テープの太さ、さらに車種による影響等によって微妙に差が出てしまうようです。

そこで、インピーダンスが低い場合には給電点に逆巻で幅3mmに切った銅箔テープを巻きます。

 

私の場合はカット&トライを繰り返し、8ターン巻きでバッチリでした。

インピーダンスはほぼ50Ω。

そしてこのままではSWRが29.30MHzあたりに同調してますので、銅箔テープ継ぎ足して28.30MHzあたりにSWRが落ちるよう調整します。

バッチリ落ちました。

参考資料:
10mFM Hand Made Circle No.52

NASA 72GX IIに27MHz帯を送信禁止に改造してみた

続くNASA 72GX IIネタです。

28MHzに改造したのはいいのですが、やはりコンディションチェックにCB帯が聴けたらいいですね。
しかし、そのままCB用の水晶を戻してしまったら27MHz帯も送信出来てしまい、もしお巡りさんに停められたりでもしたら言い訳が出来ません。

そこで、27MHz帯だけ送信出来ないように改造出来ないものかと回路図と本体を眺め、そしておもむろに半田ごてを握り始めました。

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回路図を見るとマイクコネクタの4番ピンがリレーに繋がっているので送信/受信を切り替えているようです。
ならばこれをBAND切り替えSWでCBにした時に無視するようにさせればいいようです。

まずはマイクの4番ピンのリード線を外します。
念のためこの線の先がリレーに繋がっているのを確認します。

上の写真の右下の青丸で囲んだ部分です。このリード線を外します。
赤いリード線になってますが、このあたりはロットや機種(72GX Part1等)によって違うかもしれません。

下の写真の青丸で囲んだ部分がBAND切り替えSWです。

見ると、片側(左側)の端子が空いています。
端子は上からX.C(3階)、NASA(2階)、CB(1階)となります。
また、灰色のヒシチューブを被った赤いリード線はこのSWの共通端子となります。
これの28MHz用水晶を差した箇所(私の場合はX.C)の端子に先ほどマイク端子から外したリード線を繋ぎ、赤いリード線が繋がっている共通端子のすぐ左の空き端子をマイクコネクタの4番ピンと繋ぎます。


↑クリックで拡大します。

これでBAND切り替えSWでCBやNASAの位置でPTTを押しても送信にならず受信のままになります。

※製造ロットによってはこのようにいかない場合があるかもしれません。最悪の場合は無線機を壊す可能性もあります。改造を行う場合は回路図と実際の本体とをよく見比べることをお勧めします。うまくいかなかったり壊れたりしても私は一切責任は負いません。改造はあくまでも自己責任で。

NASA 72GX-IIの28MHz化改造

以前、NASA 72GX (Part1)を28MHzに改造しましたが、今度は72GX IIの改造です。

届いた72GX II。なかなか程度は良いようです。

早速カバーを開けて中をじっくり観察。シビレますね〜。

72GX (Part1)には無かった黄色いリレーも見えます。

早速改造にとりかかりましょう。

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水晶は以前72GX (Part1)で使っていた38.890MHzと38.920MHzを使い、同じように下記のように差し替えます。

(元)38.200MHz→(新)38.890MHz
(元)38.250MHz→(新)38.920MHz

なお、この時に送信用と受信用以外の水晶で6つずつ並んでいる水晶は全部外します。
これをやらないと27MHz帯で送信可能な状態になってしまいます。
なお、その際にはどのソケットにどの水晶が入っていたかをメモしておくと良いでしょう。

新しい水晶を差します。

写真のように、いわゆる3階(XCバンド)のソケットに水晶を差します。
右から38.890MHzと38.920MHzになります。

ここまでが72GX (Part1)と同じですが、調整箇所が微妙に違ってきます。

その前にコアを回すドライバーですが、絶縁体で出来ている専用のものがベストですが、ない場合は作ってしまいましょう。
と言っても簡単です。
最近のセブンイレブンで弁当を買うと付けてくれる割りばしですが、これが竹で出来ています。
竹は丈夫ですのでコアを回すのに最適です。
これをカッターで鉛筆削るようにして削れば出来上がり。

調整棒が出来たところでまずは受信調整。

上の写真のように調整棒を差しているコアを回してみます。
しかし、あまり大きな変化はありません。

次に、その下にあるコアを回してみます。
ここでは結構大きな変化があると思います。
耳で聞いて感度最大点に合わせます。

さて次は出力を調整します。
ダミーロードを繋いだパワー計を繋ぎ、下の写真のように調整棒を差している箇所のコアを回し、最大出力より一歩手前くらいに合わせます。

これで無変調で7Wくらい、口笛で12〜14Wくらい出るようです。

72GX (Part1)といろいろ比較してみましたが、やはり感度も違いますしノイズブランカーの効きも全然違います。
また、何といっても変調度が全然違います。
以前、改造した72GXでQSOしてたら「72GXの割には変調が浅い」というレポートを頂いたことがありました。
ただ、そのOM局の言う「72GXの割には」という言葉は、Part1のことを指しているのかそれとも72GXシリーズのことを指しているのか不明ですが、おそらく72GX IIと比べた結果としておっしゃってたのかもしれません。

 

160m/30mデュアルバンド逆L

G5RV(ZS6BKW)では10MHz(30m)には出れません。
また、我が家のG5RVの場合は21MHzのSWRも全然落ちません。
なので昨年(2010年)秋から1年以上にわたり10MHzと21MHzに出れない日々を送ってました。

この冬はぜひとも10MHzに出たいと思い、G5RVから他のアンテナへの変更を考えましたが、どうもやっぱり7MHzや14MHzの飛びの良さを考えるとまだまだG5RVで楽しんでみたいものです。

そこでふと思いました。

現状の1.9MHz用として張ってある逆Lの垂直部分にトラップコイルを入れ、10MHzと1.9MHz(1.8MHz)に動作させることはできないものか?

とりあえず、ダメで元々の精神で実験です。

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垂直部分をバーチカルアンテナとして動作させ、その先端に10MHzのトラップコイルを入れて10MHzの動作はその部分までとし、そこから先は1.9MHzとして動作させる。
10MHzのトラップコイルは若干ではありますが1.9MHzのローディングコイルとして動作することになりますが、波長に対してコイルは小さいので損失はそれほど大きくないと思われます。

そこでまずはトラップコイルの制作です。
制作にはJJ1NNH局のページを参考にさせていただき、ほぼこの通りに作りました。
ポリウレタン線(UEW線)は手持ちのが1mmのしかなかったのでそれを使いました。
同軸ケーブルのコンデンサは、最初1mくらいのを繋げ、少しづつ切っていきます。
よくDPなどの調整では、エレメントをあらかじめ長めにしておいて、目的周波数より低い周波数に同調しているものをエレメントを切ることによってだんだん高い周波数に同調させますが、同軸コンデンサの場合は長いと高い周波数に同調しており、それを少しづづ切って低い周波数に同調させます。
なお、本来はディップメーターがあると便利ですが、私の場合はアンテナアナライザに1ターンコイルを付け、それをトラップコイルに巻き付けるようにしてディップ点を調べました。
これでも十分に調べることができます。

上の写真のビニールテープはUEW線を押さえる為の仮止めです。
このようにディップ点を見ながら同軸コンデンサを切っていきます。
10.158MHzにディップしているようなので、もうちょっと切ったあたりでやめておきましょう。

同軸ケーブルは70cmくらいになりました。
ちょっと長いので写真のように丸めてしまっても問題ありません。
あとはあらかじめ塩ビ管に穴を開けた部分にエレメントをを通し、ちょっとやそっとでは外れないようにしておきます。
とくにこのあたりは豪雪地帯ですので、雪の重みでエレメントが引っ張られ、切れる恐れがあります。

これを地面上の給電点から単純計算で7.5mくらいのところに入れます。
写真では上下の黒い線がエレメントのIV線で下から出ている灰色の線が同軸ケーブルのコンデンサです。
防水の為、自己融着テープを巻き、さらにその上からビニールテープを巻くといいでしょう。

調整は給電点のほうからエレメントを切って10MHzから合わせます。
本来ならトラップコイルの給電点に近い方の部分に調整用ヒゲを付けますが、バーチカルとさせますので垂直にした場合、調整用ヒゲも同軸ケーブルのコンデンサと一緒に下に垂れ下がってしまい、なんらかの影響を与えてしまうのではないか?ということから調整用ヒゲは付けず、給電点から調整しました。

数十cm切ったところでもう気持ちいいくらいバッチリSWRが落ちました。

その後160mのSWR調整ですが、元々1.8MHzあたりに調整してあった逆Lなのですが、それにローディングコイルが付いたようなものですので160mもエレメントを切る形になります。
これは逆Lの水平エレメントの端で切ってゆきました。

10MHz用トラップコイルの影響が出るかとちょっと心配しましたがそんなこともなく、以前と変わりないくらいに同調範囲も広く、1.85MHz付近に合わせても1.8MHz及び1.9MHz両方ともSWR1.5以下でカバーしました。

さて、他の周波数も乗るか?と密かに期待しつつアナライザのダイアルをくるくる回すとまず落ちたのが5.6MHz付近でSWR1.1。
どうやら1.9MHzの3倍として乗っているようです。
これは60mbから49mbあたりのBCLに最適!
あとは21.1MHzあたりでSWR1.7。
21MHzは諦めていたのですがどうやらこのアンテナで21MHzが楽しめそうです。
また、24.5MHz付近でSWR1.5、28.0MHz付近でSWR1.9位とこのあたりはG5RVでも同調してますが、それはそれで面白そうです。

NASA 72GXを28MHz機に改造

NASA72GX(GX-IIも含めて)の28MHz改造法について、以前はネット上に諸先輩方による改造記事が結構あった気がしたのだが、そのほとんどが他の情報に埋もれてしまってたり、サイトそのものが閉鎖されてしまったりしている。

先日オークションにてNASA 72GXを落札し、さっそく28MHz化への改造に挑戦した。

いくつかの改造方法が紹介されているが、一番簡単なのは水晶の入替えである。
水晶さえ入手すればあとは調整して完了となる。
半田ごても要らない。

いろいろ調べると、38.890MHzと38.920MHzの水晶を入手し、XCバンド(いわゆる3階)にある38.250MHzと38.200MHzの水晶と、入手した水晶を入れ替えればいいだけである。

まずは水晶はアズマ無線工業さんに注文した。
1週間足らずで水晶が届く(早い!)

さっそく改造にとりかかる。

入れ替える水晶はこちら。

IMGP1666_1.jpg

上が元々入っていた水晶で下が届いた水晶。
38.200MHz→38.890MHz
38.250MHz→38.920MHz
へとそれぞれ差し替える。

この水晶の交換で、下記のようなchと周波数の関係になる。

8CH 28.325
7CH 28.305
6CH 28.295
5CH 28.285
4CH 28.295
3CH 28.275
2CH 28.265
1CH 28.255

ということで、7chが28.305の呼出周波数となる。
この周波数の関係から、28.315と28.335以上の周波数、及び28.245以下の周波数には出れない。
また、28.295が6chと4chに現れるので注意が必要。

差し替える際には、下に4つづつ8個並んでいる水晶を残し、縦横に6個づつ並んでいる1階と2階、そして3階の入れ替えた水晶以外は全部外すこと。
これをやらないとアマチュア無線のバンド外(つまり27MHz帯)にも電波が発射されてしまう。
なお、外す時にはどのソケットにいくつの周波数の水晶が刺さっていたかをメモしておくとよいだろう。

こちらは不要な水晶を外して38.890MHz(右)と38.920MHz(左)の二本だけ刺さっている状態。

IMGP1673_1.jpg

水晶差し替え後は調整。

まずはパワー計を繋ぎ、出力調整。
下記写真の赤○部分のコアを回して調整する。
これでPTT押しで8Wほど、口笛ピークで12Wほど出るようになった。
なお、赤○で囲んだコイルの左側にあるコイルも回してみたところ、少しだが出力に変化があった。

IMGP1669_1.jpg

次に受信調整。
特に測定器などはないので耳で判断する。
下記写真の青○部分のコアを回して調整する。
かなり大きく変化があるはずである。

jyushinchyousei.jpg

調整が済めばとりあえず改造完了。
なお、上記の方法は私の72GXでの方法である。
ロットによって違ってたり、また72GX-IIになると更に違っているはずである。
また、この記事を参考にしていただけるのは大いにありがたいが、改造されるのはあくまでも自己責任で。

腕に自信のない方はノースランド通信をお勧めします。

かつて29MHz FMが流行り始めの頃、まだメーカー製のHF機にはFMユニットがオプションというものが多く、手軽に29MHz FMに出るというわけにはいかなかった。
そこで、中にはPHILIPSのFMモードのCB機を改造してオンエアする局も多かった。
実は私もその一人である。
確か局発ユニットを作ってそれを突っ込むという方法だった。
CB機を改造してアマチュアバンドに出ると言うのはその時以来である。
29MHz FMも、CB機を改造したり、HF機にFMモードが普通に付くようになればナロー化改造したり、そして今度は釣り竿に銅箔テープを巻いてヘリカルを作ったりと、その頃が一番面白かった。
その楽しみが残されているのは28MHz AMということになるだろう。
CB機などはオークションでゴロゴロ出品されている。
中には改造が困難な機種もあるが、ほとんどが改造可能なようである。

こういった楽しみこそがアマチュア無線ではないだろうか。

28MHz AMの歴史を見る

いつの間にやら賑やかになった28MHz AM。
29MHz FMよりもアクティビティが高いのではないかとさえ思える。
実際そうなのかもしれないが。

元々は諸先輩各局がCB機を改造して28MHz AMに出れないか?というのが始まりのようである。
そして、その始まりとも言えるべき掲示板がこちら。

10m AM 情報交換掲示板

これの一番古い1ページ目が2003年1月5日から始まっている。
思っていたよりも古いことに驚いた。
もう8年も前である。

個人的にはこの年の6月から川崎市に契約社員としてWeb制作の手伝いとかをしていた頃だ。

この時期はほとんどアマチュア無線からは遠ざかっていたのだが、実は川崎のアパートにTS-660を持ち込んでいた。
結局川崎には半年しかいなかったので、アパートの窓からどうやってアンテナを出すか?等と考えているうちにこちらへ帰ってくることになってしまった。

もしアンテナを出せても6mかせいぜい10m。
ひょっとしたらそこで10m AMにデビューしていたかもしれない。

そんなことを思いながら上記の掲示板の過去ログを読んで行くとついつい時間を忘れてしまう。

10m AM発祥の地と言っても過言ではないだろう。
まさに10m AMの歴史を見た気がする。



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