新春、移動初め

1月9日成人の日、降り続いた雪も一段落した晴天の朝、どうにも移動の虫が騒ぎだし、CBと特小持って小諸市高峰高原へ向かいました。

メインの目的は、特小で富士山レピーターにアクセス出来るのか?ということです。

現地に着いてまず特小で富士山レピーターを探します・・・・・あれ、チャンネルどこだっけ???

メモしてあるチャンネルふたつともウンともスンともかすりもしない。

またチャンネル移動した???

とりあえずそれは後で調べることにして、28.305MHz AMにてCQ。
しかし、だれからも呼ばれない・・・・・。

気を取り直してアンテナをFT-8900Hに繋ぎ、ちょっと久々に29MHz FMにてCQを出すと7M4HXT/甲府モービルの長嶋さんよりコール。
コール頂いた時は59だったのですが、ロケーションの関係かイマイチ不安定です。
どうやら旧上九一色村から甲府への358号線?を走行中のようです。
QSO続行は厳しいと判断し、一旦そこでファイナル。
再びCQを出すとJQ1AFJ(ヤマナシK610)局よりコール。
富士山レピーターの件について聞くと、どうやらまたチャンネルが変更になったとのことを教えていただきました(ありがとうございました)。
しばしフリーライセンス無線関係のお話しをした後ファイナルを送ると、先ほどのHXT局よりコール。
今度は安定して入感してました。

さて、K610局より教えていただいた富士山レピーターにチャンネルを合わせると、確かに聞こえてきました。
お団子1個でちょっとずらすと切れてしまいそうな感じですが、ベストな場所を探してCQを出すとむさしのSR911局よりコール。
八王子固定とのことでM5を頂きました。
カシミールで調べると直線距離で118km。
10mWで100kmオーバーのレピーターをアクセスし、八王子とQSO。すばらしい!

以前、できるだけ富士山から遠いところで富士山が見える場所、たとえば戸隠~飯縄高原(長野市)からアクセスできないかと試してみましたが、反応はするけど声が乗ってないようなギリギリの感じだったので残念ながらアクセス困難と判断してあきらめたのですが、もし戸隠からアクセスできたら素晴らしいです。距離にして160kmほどありますが、高峰高原で118km、この約40kmの差がどう出るのか、またさらに調べてみたいと思います。

さて、時間もないのでCBに移動し各チャンネルを聞いてみると、1chに「普通の話し方」をする局がラグチューしています。
「ん?合法局?」と思って聞いていると、相手をニックネームで呼んでおり、その相手局も「横浜固定」と言っています。
どうやらFCCの1chでラグチューする違法局のようで、この横浜固定局は以前入笠山に移動した時に聞こえた局ではないか!?

SV2009の時、ニイガタYS112局/大佐渡スカイライン移動による新潟CBロールコールの時、同じ1chに被ってきた横浜固定の違法局。
Esも出てコンディションも良かった土曜の夜でした。
なんと、驚いたことに、どうやらその横浜固定の違法局、YS112局の信号が微かに聞こえていたようで、「佐渡って聞こえたかなぁ。佐渡の局長さ〜ん、お稼ぎくださいよ〜」とか言ってるではないですか。
きっとあの違法局に違いないでしょう。
固定でどんなアンテナを上げているのかとても気になります。

さて、ナガノAA601局が8chでCQingという情報をつかみ、ちょっと遅れつつも8chを聞いてみるもののノイズやらキュル音やらで全然わからず。
Twitterで連絡を取り、割と静かな5chに移動していただいて注意深く聞いていると、ノイズの中から微かにAA601局の声が聞こえてきます。
話の内容はほとんどわかりませんが、かろうじてお互いRS31のレポート交換となりました。

とりあえず一通りのことをやったので満足し、また個人的なタイムリミットも過ぎてしまったのでそこで急いで撤収。

帰りの道中、430のレピーターでAA601/JR0IVN局とQSO。
てっきり松本市移動だとばっかり思っていたのが、どうやら岡谷市移動だったとのこと。
ということは、三峰山とかあの辺の山を0.5Wの電波が越えてったようです。

新年初の移動運用、もうあと1時間くらい欲しかったところですが、また次回のお楽しみということで。